Excel帳票の作成を自動化!デリバティブセールスが利用する社内システムにドキュメントAPIライブラリ「DioDocs」の導入で業務効率化とリスク軽減を実現

株式会社三井住友銀行

日本を代表するメガバンクの1つとして、社会・経済の発展に大きく貢献する三井住友銀行様。今回は、行内で利用するセールス&トレーディング業務サポートシステムの開発に、グレープシティのドキュメントAPIライブラリ「DioDocs(ディオドック)」を採用した理由について、市場営業統括部に所属する落合さまにお話しを伺った。

開発概要
開発案件使用製品
セールス&トレーディング業務サポートシステムDioDocs for Excel

マニュアル対応業務のデジタル化推進を目的としてシステムを開発

―はじめに、今回開発したシステムについて教えてください。

落合さま
このシステムは当行の市場営業部門に所属するセールスやトレーダーが使用しています。デリバティブの商品をお客様に販売するとき、セールス・トレーダー・お客様の間で取引条件やレートを提示するやりとりが発生するのですが、この一連の流れを今回システム化しました。最終的に取引条件を提案書に入力し、PDFに出力して、セールスがお客様にお渡しするような流れとなっており、この提案書を作成する機能にDioDocsを利用させていただきました。

落合 大輔さま
株式会社三井住友銀行
市場営業統括部 IT業務グループ
部長代理

―どういった目的でシステム化することになったのでしょうか?

落合さま
関連業務のデジタル化による収益拡大とリスク軽減を目的としています。業務の中には煩雑な作業も多くあるので、まずはデジタル化によってセールスやトレーダーの時間的余力の捻出とマニュアル作業のミスリスクの軽減を行い、今後は分析環境を構築して業務を高度化することで収益の拡大に貢献していきたいと考えています。

DioDocs決め手のポイントは“Excel資産を活用できる”

―提案書機能にご利用いただいているDioDocsの採用のきっかけを教えてください。

落合さま
提案書を手作業で作成していた部分を補ってくれるような製品を探していて、いろいろな製品を比較、検討していました。その中で、コードからAPIを利用してExcelを作成・編集できるDioDocsを知り、製品を選定する上での必須条件を満たしていたので、採用することに決めました。

―必須条件とはどのような条件なのでしょうか?

落合さま
条件はいくつかありまして、1つはExcelで作成した帳票をテンプレートとして読み込んでくれる機能があることです。もともと、提案書はExcelのテンプレートがありましたのでそれをそのまま活用できることが重要でした。

―DioDocsはその条件にマッチしていた、ということですね。他に選定条件はありましたか?

落合さま
このシステムはWindows Serverの.NET上で動いているので、.NETのAPIライブラリが望ましいと考えていました。.NET以外だと、まず学習から入らないといけないので手間がかかってしまいますが、DioDocsは.NET上で動き、さらにVBAの文法、スタイルでコーディングできるので、すごく開発しやすかったです。

VBAと同じ文法でコーディングが可能!

―DioDocsが開発に貢献できたポイントを教えてください。

落合さま
先ほども申し上げたとおり、やっぱりVBAと同じ文法で開発できるのは良かったですね。このシステムを開発しているエンジニアのほとんどがVBAを理解しているので、みんなやりやすかったと思いますよ。あと、Excelを作成・編集できるAPIライブラリ製品って、ExcelやOSに依存していることが多く、レイアウトがOSに影響し崩れてしまうことがあるのですが、DioDocsはExcelにもOSにも依存していないので、見た目が崩れること無く、開発の面ですごく助かりました。

―DioDocsは.NET Framework対応のパッケージマネージャ「NuGet」に公開していますが、「NuGet」は利用されましたか?

落合さま
はい、「NuGet」からパッケージを取得しました。インストール作業が不要でライブラリとして手軽に扱えるのは良かったです。バージョン管理はもちろん、ライブラリ間の依存関係を自動解決してくれるのもうれしいポイントです。

―E-mailサポートを利用されていたそうですが、グレープシティのサポート対応はどうでしたか?

落合さま
初動が早く、ちょっと時間のかかりそうな質問のときは回答できる時期感などを教えてくれるのでやりやすかったです。また、海外ベンダーのヘルプだと時差や言語の違いによってどうしても時間が掛かってしまいますが、御社は日本の企業でもちろんサポートも日本語なのでストレスを感じることはまずなかったですね。

今後の展開

―システムについて、今後の展望はありますか?

落合さま
今後は対応商品の拡充や海外展開を展望しております。また、先ほども申し上げましたが分析環境を構築して業務を高度化する取り組みも推進していきたいと思っています。

―システムをどんどん育てていくようなイメージですね。最後に、グレープシティに対する意見などありましたら教えてください。

落合さま
DioDocsについてですが、ExcelをPDFとしてエクスポートする際、グラフが反映されません。グラフを出力させるため、現状、PDF出力だけ別の製品で対応しているので、今後の機能強化に期待しています。

―グラフのPDF出力については、今後のアップデートで対応する予定となっています。他に機能改善などの要望がございましたら、できる限り実現できるよう今後も努力してまいります。本日はありがとうございました。

※グラフのPDF出力機能は、2019年12月18日にリリースした「DioDocs for Excel V3J」より利用できます。


取材協力:2019年9月

株式会社三井住友銀行

株式会社三井住友銀行

所在地〒100-0005
東京都千代田区丸の内一丁目1番2号
設立2001年4月1日
事業内容本店および国内・海外支店等が、預金業務、貸出業務、商品有価証券売買業務、有価証券投資業務、内国為替業務、外国為替業務、社債受託および登録業務、金融先物取引等の受託業務、証券投資信託の窓口販売業務等を行っている
URLhttps://www.smbc.co.jp/

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