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最新環境に対応し機能を強化

グレープシティ株式会社(本社:仙台市泉区紫山3-1-4、代表取締役社長:馬場 直行)は、帳票開発用コンポーネント「ActiveReports for .NET 12.0J(アクティブレポート)」、ExcelライクなUIを実現する表計算データグリッド「SPREAD for Windows Forms 11.0J(スプレッド)」、入力支援コンポーネント「InputManPlus for WPF 2.0J(インプットマンプラス)」を2018年2月に発売します。各製品とも最新環境に対応するとともに各種新機能を追加します。

ActiveReports for .NET 12.0J

ActiveReports for .NETは、Visual Studio上で帳票アプリケーションを開発できる .NET Frameworkコンポーネントです。Windowsフォーム、WPF、ASP.NET、HTML5の4つのプラットフォームをサポートし、レイアウトや書式といった外観デザインの設定からデータ接続、印刷およびPDFへの出力設定まで、帳票開発に必要なあらゆる機能を備えています。エンドユーザーから厳格な要求が突きつけられる日本の帳票開発において、1998年の発売以来開発の現場から圧倒的な支持を得ており、累計出荷ライセンス数は85,000※1を超えます。

※1 ActiveX版、.NET版のActiveReports累計出荷ライセンス数

ActiveReportsでは要件に応じて使い分けられる3つのレポート形式「セクションレポート」「ページレポート」「RDLレポート」を提供しています。今回の新バージョンでは、ページレポート/RDLレポートでデータ領域のネストとデータセット結合ができるようになります。その他にも、ページレポートのSubReports機能追加をはじめ、二重線、網掛け、グラデーション設定、バーコード種の追加などセクションレポートを含めて各種機能強化を行っています。発売日は2018年2月28日(水)、1開発ライセンス価格はProfessionalが302,400円(8%税込)、機能をしぼったStandardが172,800円(8%税込)です。なお11.0Jより導入した保守サービスにより、保守サービス契約期間内のライセンスをお持ちのユーザー様は同日よりフリーアップグレードできます。

データ領域のネストとデータセット結合 (ページレポート/RDLレポート)
複数のデータ領域をネストさせ、それぞれに異なるデータセットを設定できるようになります。例えば2つのテーブルをネストし、親テーブルにはデータベースから取得した顧客情報を、子テーブルにはCSVファイルから取得した各顧客に紐づく売上情報を表示させるといった柔軟な設計が可能です。

SubReportコントロール (ページレポート)
セクションレポート、RDLレポートでの機能として利用頻度の高かったSubReportコントロールがページレポートでも使用できるようになります。親レポートと子レポートでそれぞれ別のデータセットに連結することができるため、複数のデータソースを使用するレポートやグラフと表を並べて表示するようなレポートが作成できます。

SPREAD for Windows Forms 11.0J

SPREAD for Windows Formsは、エンドユーザーにとって親しみのあるMicrosoft Excel®と互換性の高いデータグリッドをアプリケーションに提供するコンポーネントです。業務システム開発で最も利用されるコントロールであるグリッドの中でも最高峰の機能を備えます。多彩な編集機能を持つセル型は、日本のユーザーに求められる高度な入力処理を簡単に実現でき、ExcelライクなUIを持った業務アプリケーションを短期間で開発することができます。

今回の新バージョンでは、データ処理エンジンを刷新することでパフォーマンスを大きく向上させています。また、ドラッグフィルや検証機能の強化、新しい数式、シート構成の保護機能の追加といったExcel互換の各種機能も強化されます。発売日は2018年2月21日(水)、1開発ライセンス価格は172,800円(8%税込)です。なお10.0Jより導入した保守サービスにより、保守サービス契約期間内のライセンスをお持ちのユーザー様は同日よりフリーアップグレードできます。

パフォーマンス改善、メモリ使用の最適化
データ処理エンジンを刷新することで、データ処理時間を短縮させ、メモリ使用量も最適化しています。大きなExcelファイルのインポート時、アプリケーションにおけるフィルタリング実行時などでその差を実感いただけます。

Excel互換機能の強化
数式はSPREADシリーズの中ではもっとも多い468種に対応し、検証機能も大幅に強化します。シート構成の保護機能や、Excelファイルのタイトル、作成者などのプロパティ設定などもインポート時の情報として保持されます。

InputManPlus for WPF 2.0J

InputManは日本の業務アプリケーションに求められる入力フォームの開発を広範囲に支援するコンポーネントで、Windows forms、ASP.NET、WPFの各種プラットフォームに対応したラインナップを提供しています。今回発売するInputManPlus for WPF 2.0Jは、入力支援コンポーネントInputMan for WPFに、住所関連の入力に必要な機能を網羅したコンポーネントJPAddress for WPFも追加します。

またInputManPlus for WPF 2.0Jより、長期サポートの要望に応える保守サービスを新たに提供します。ライセンス体系も従来のマシンライセンスからユーザーライセンスに変わります。発売日は2018年2月7日(水)、1開発ライセンス価格は172,800円(8%税込)となります。

住所関連の入力を支援
今回から追加した新しいコンポーネントJPAddressは日本の業務アプリケーションに求められる「住所」に関する入力を支援するコンポーネントです。郵便番号から住所の取得はもちろんのこと、住所から郵便番号の検索、カスタマバーコード(郵便バーコード)用キャラクタの取得など各種の自動入力に対応しており、顧客管理や配送管理、マーケティング活動などにおける企業情報の取得など業務アプリケーションのさまざまな課題を解決します。

開発元

グレープシティ株式会社
所在地宮城県仙台市泉区紫山 3-1-4
電話番号022-777-8210
ホームページhttps://developer.mescius.jp/