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ここでは、ActiveReports for .NETの旧バージョンや他製品で作成した帳票資産を、最新のActiveReports for .NETに移行する手法などを紹介します。既存の帳票資産の活用をご検討中の方はご覧ください。

旧バージョンからの移行

ActiveReports for .NET 16.0Jには以前のバージョンで作成したプロジェクトを、新しいバージョンで使用できるようにするためのプロジェクト移行ツール「ActiveReports 16.0J ファイル コンバータ」が付属しています。ActiveReportsファイルコンバータを使うと以前のバージョンで作成したレポートを16.0形式に移行することができます。

「バージョン比較表」を見る(PDF形式)

なお、プロジェクトの実装内容によって移行ツールで変換できない情報も一部あります。 これらについては、手動での変更が必要です。具体的には、Licenses.licxやweb.configファイルの記述、SystemPrinterクラス、パブリック変数“ds”、ActiveXビューワなどが該当します。移行に関する詳細は、製品ヘルプの「旧バージョンからの移行」を参照してください。
移行ツールの操作方法や移行時の注意事項などをPDF資料として提供しています。移行を検討される際にご利用ください。

「旧バージョンの.NET製品からの移行詳細」を見る(PDF形式)

.NETへの移行

マイクロソフト社が提供しているコマンドラインツール「 .NET アップグレード アシスタント」を使用してアプリケーションを .NET Frameworkから .NETへ移行することができます。なお、ツールを使った移行作業に加えてプロジェクトやライセンス関連の諸作業も必要になります。

「ActiveReportsで開発したアプリを「 .NET アップグレード アシスタント」で「 .NET 6」へ移行する」を見る

また、ツールを使用せずに、既存のプロジェクトファイルを .NET 6に対応したSDK形式のプロジェクトファイルに手動で移行する方法もございます。

「 .NET Frameworkから.NET Core 3.1/.NET 5/.NET 6への移行」を見る

ActiveX製品や異なるプラットフォームからの移行

.NET製品はActiveX製品に対して機能追加が行われただけでなく、製品の再設計も行われています。その結果、基本的に両者間の互換性はなくなり、移行ツールも用意しておりません。
ただし、ActiveX製品の「ActiveReports 2.0J」を使用してデザインしたレポートの場合、レイアウト情報をRPXファイル(XML形式)に保存することでデザインに関する情報のみを .NET製品のActiveReportsに引き継ぐことが可能です。
詳細な移行手順や .NET製品とActiveX製品の主な相違点をPDF資料として提供しています。移行を検討される際は、こちらもご利用ください。

「ActiveX製品からの移行情報詳細」を見る(PDF形式)

また、ActiveX製品の「ActiveReports 2.0J」からの移行手順、注意点、移行メリットなどについてデモで解説した動画を公開しています。

「ActiveX版ActiveReportsからの移行」の動画を見る

Accessやクリスタルレポート、SSRSからの移行

製品付属の「インポートウィザード」を使用することで、Accessやクリスタルレポート(Crystal Reports)、SSRS(SQL Server Reporting Services)からレポートのデザイン情報を移行できます。移行手順や移行される情報などの詳細は、製品ヘルプの以下のトピックをご覧ください。

また、AccessやCrystal Reportsからの移行手順、注意点、移行メリットなどについてデモで解説した動画を公開しています。

その他の帳票製品からの移行

SVFやInterstage List Creator、EURなどインポートウィザードが直接対応していない帳票製品の場合であっても、Excelの帳票資産(帳票の設計書や実際の出力結果)があれば「Excelのインポート」機能を使用して、レポートのデザイン情報を移行できます。

「Excelのインポート」を見る

また、紙の出力結果があれば「レイヤー」の機能を使用して、スキャンして画像化したレポートを下絵にしてレポートのデザインができます。

「レイヤー」を見る

各製品の共存

ActiveReports for .NET 16.0Jは開発時・運用時ともに旧バージョンのActiveReports for .NET(1.0J/2.0J/3.0J/6.0J/7.0J/9.0J/11.0J/12.0J/14.0J)と同じ環境で共存させることができます。しかし、同じプロジェクト内で複数のバージョンのActiveReports for .NETを使用することはできません。
また、ActiveX製品のActiveReportsとは同一の運用環境で利用することができます。

同じプロジェクト内で使用できない組み合わせ例

  • ActiveReports for .NET 14.0Jと16.0J
  • ActiveReports for .NET 16.0Jの初版とSP1

セミナー動画

移行の概要を解説したセミナー動画を公開中。Access、Crystal Reports、ActiveX製品の「ActiveReports 2.0J」からの移行手順、注意点、移行メリットなどについてデモを中心に紹介しています。

※ 動画は9.0Jの内容ですが、16.0Jでも手順に変わりはありません。
※ グレープシティ株式会社は、2023年11月1日よりメシウス株式会社に社名を変更しました。