FlexReportとC1Reportの機能の違い、互換性やデザインファイルの移行方法についての情報を提供します。各製品の基本情報は以下の製品ページでご確認ください。

アーキテクチャ(描画技術)の比較

各製品で採用している描画技術

  • FlexReport:Direct2D/DirectWrite
  • C1Report:GDI+/GDI

描画技術の違いはパフォーマンスとレンダリング精度に影響します。FlexReportで採用しているDirect2D/DirectWriteの方がC1Reportで採用しているGDIよりも高速にレンダリングを行うことができ、かつ滑らかにレンダリングすることができます。 以下に各技術によるレンダリングの違いを紹介します。Direct2D/DirectWriteの方が角丸のレンダリングがより滑らかであることに注目してください。

レンダリングとパフォーマンスの違い

これらの違いはファイルをエクスポートする際にも影響します。各コンポーネントでは、いずれもPDFやHTMLにレポートをエクスポートする機能を持っています。FlexReportでは特殊なグラフィックコンポーネントを通して高速にエクスポートすることが可能ですが、C1Reportでは、GDI+からの変換時にパフォーマンスのロスが発生するため、FlexReportの方が約2倍の速度でファイルをエクスポートすることができます。

パフォーマンス比較

いくつかの一般的な使用方法で計測したFlexReportとC1Reportのパフォーマンス比較を紹介します。(Intel Core i7-487HQプロセッサのマシンを利用)結果はミリ秒単位でレポートのレンダリング/PDFエクスポート/HTMLエクスポートで比較しています。

比較

●パターン1:テキストベースのレポート(280ページ) 出力レポート

比較

●パターン1:テキストベースのレポート(280ページ) 結果

比較

●パターン2:チャートや画像を使用したレポート(10~500ページ) 出力レポート

比較

●パターン2:チャートや画像を使用したレポート(10~500ページ) 結果(ビューアでレンダリング)

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比較

●パターン2:チャートや画像を使用したレポート(10~500ページ) 結果(PDFにエクスポート)

機能比較

各製品の機能ベースの比較表を公開しています。

FlexReport VS C1Report機能比較表を見る
製品ヘルプには、FlexReportの機能強化ポイントや相違点の詳細を紹介しています。

互換性

FlexReportは一から新規に開発した製品のためC1Reportとの間にAPIの互換性はありませんが、移行することが可能です。
FlexReportとC1Reportの主なAPIの違いについては、以下に紹介しています。 製品ヘルプのC1ReportからFlexReportへの重要な変更点を見る

移行方法

FlexReportはC1ReportのAPIをベースにしています。互換性はありせんが、移行することが可能です。移行手順は製品ヘルプを参考にしてください。

製品ヘルプのC1ReportからFlexReportへのアップグレードを見る
※ 注意事項 FlexReportはレンダリングエンジンを作り直しており、C1Reportとは異なる技術を使用しているため、余白等の細部の描画がC1Reportとは異なることがあります。

製品選択のポイント

推奨する製品選択

FlexReportを前提に利用を検討頂き、以下のような要件に該当する場合は、C1Reportを選択することをお勧めします。

FlexReportに適した要件

  • 新規でレポートを開発する場合
  • C1Reportで作成した帳票のパフォーマンス改善を行いたい場合
  • FlexReportでしか実現できない機能がある
  • CrystalReportsからの移行

Reports(C1Report)に適した要件

  • 旧バージョンからのバージョンアップ(既存の帳票から変更が不要の場合)
  • ActiveX製品からの移行 * C1Reportでしか実現できない機能がある

Reports(C1Report)の今後

メンテナンスモードに移行します。 不具合修正やリリースは継続し、テクニカルサポートもお受けするので、安心して継続利用頂けますが、新機能の追加は行いません。

メンテナンスモード情報