JavaScriptライブラリ製品のライセンス
JavaScript製品では「開発ライセンス」「配布ライセンス」をご用意しています。配布ライセンスでは、用途に合わせて本番環境用「配布ライセンス」と動作検証用「テスト配布ライセンス」のいずれかをお選びいただけます。企業単位/プロジェクト単位/部署単位での導入や特殊なアプリケーション開発でのご利用など、ご要望に応じて契約内容をカスタマイズすることも可能なので、お気軽に弊社までお問合せください。なお、「開発ライセンス」「配布ライセンス」はサブスクリプション契約となります。詳細については本ページの「サブスクリプション」をご確認ください。
対象製品
- ActiveReportsJS
- InputManJS
- SpreadJS
上記以外の製品は、ライセンス体系が異なります。
開発ライセンス
開発ライセンスでは、1人のユーザー(開発者)に対してアプリケーション開発に使用できる権利を提供します。JavaScriptのコードを直接記述する場合だけでなく、タグライブラリやデータ定義のような抽象化を通じたあらゆる方法で製品にアクセスする開発者に、必ずライセンスが必要になります。
開発ライセンスは、ライセンスを使用して開発するアプリケーションについて、テストを目的として60日間のテスト配布を許諾します。
ライセンスの譲渡、転売、貸借、貸与は、使用許諾契約書上の禁止事項に該当します。マイアカウントに登録を行った開発者本人のみが使用できます。
配布ライセンス
配布ライセンスでは、1つのプライマリドメインまたは1つのサブドメインに対してアプリケーションを配布できる権利を提供します。1配布ライセンス(ドメインライセンス)は、用途に合わせて以下のいずれかをお選びいただけます。
配布ライセンス:本番環境用(冗長構成など含む)
テスト配布ライセンス:60日間を超える動作検証用、ステージング環境用
SpreadJSでは、「配布ライセンス」「テスト配布ライセンス」のほか、「機能限定配布ライセンス」「機能限定テスト配布ライセンス」をご用意しています。
SpreadJSのライセンス体系を確認する
なお、開発アプリケーション、サービス提供アプリケーション、機能拡張アプリケーションを、市販や配信、サービス提供、パートナー企業との共用などの目的で開発したり配布したりする場合には別途の契約が必要です。詳細については、以下の項目を参照してください。
特別契約についてサブスクリプション
「開発ライセンス」「配布ライセンス」にはサブスクリプション契約が付随します。契約期間や提供サービスなどの詳細は以下のとおりです。
開発ライセンス サブスクリプション
契約期間 | ライセンスのご購入から1年間(無償) 2年目以降の継続は契約更新が必要(有償) |
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ライセンス形態 | ユーザーライセンス ・ 1開発者につき1ライセンス必要 ・ 1ライセンスにつき3台まで同時インストール可能 |
契約期間中の提供サービス | 製品のフリーアップグレード(契約期間中の最新バージョンと旧バージョンの提供) 回数無制限のテクニカルサポート(E-mail) |
- 契約終了後は以降にリリースする最新バージョンをご利用いただけません。契約期間内に入手したバージョンは永続的に利用可能です。
ご契約とサブスクリプション期間の例
2017年9月に開発ライセンスをご購入いただいた場合

サブスクリプションリニューアル
契約更新(リニューアル)は契約期間内であればいつでも次の1年を更新できますので、契約期間が満了を迎える前にお手続きください。契約満了前にお手続きすることで初期費用よりも安価な特別価格で契約更新が可能です。
配布ライセンス サブスクリプション
契約期間 | ライセンスキーの入手から1年間(無償) 2年目以降の継続は契約更新が必要(有償) |
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契約期間中の提供サービス | 配布ドメインの変更権 配布アプリケーションアップデート |
- アプリケーションの配布には、ご契約の配布ライセンス情報をもとに生成されたライセンスキーの入手が必要です。ライセンスキーははマイアカウントよりログインのうえ入手いただけます。
- サブスクリプションの契約が終了しても、入手済みのライセンスキーを使用して、アプリケーションの配布は永続的に許諾されます。
- 契約終了後、配布済みのアプリケーションに対するドメイン変更やモジュール変更が必要となった場合、再度配布ライセンスご契約が必要です。
ご契約とサブスクリプション期間の例
2017年9月に配布ライセンスをご購入いただいた場合

- 上記は2017年9月に配布ライセンスを購入し、2018年1月に配布のためのライセンスキーを入手した場合の例です。
- 配布ライセンスの契約期間開始日は、ライセンスキーを入手した日となります。
配布ドメインの変更権について
契約期間中は年1回までを限度として、配布済みアプリケーションの配布先ドメイン変更が許諾されます。年1回の利用がない場合、次年に持ち越されずその権利は消滅します。
配布ドメイン変更の例
- アプリケーションをwww.grapecityA.comに配布後、www.grapecityB.comに移行する(配布時とは別のプライマリドメインにアプリケーションを移行する)
- アプリケーションをwww.grapecity.comに配布後、www.jp.grapecity.comに移行する(サブドメインにアプリケーションを移行する)
配布アプリケーションのアップグレードについて
契約期間中は、配布済みアプリケーションに使用されている製品モジュールのアップグレードと再配布が許諾されます。
配布アプリケーションアップグレードの例
- 配布済アプリケーションで使用されているSpread.Sheetsライブラリ(バージョン 10.xx.xx)をバージョン 11.yy.yyに更新し、再配布する
- 配布済アプリケーションで使用されているInputManJSライブラリ(バージョン 1.x)をバージョン 2.yに更新し、再配布する
本提供サービスは、アプリケーションに使用されている製品モジュールのメジャーバージョン更新(※1)を許諾するものです。アプリケーションに使用されている製品モジュールのマイナーバージョン更新(※2)は契約終了後も可能です。
※1 ライブラリのバージョン番号、先頭二桁の変更を伴う製品モジュールの更新
※2 上記の※1以外の製品モジュール更新
特別契約
以下に示したアプリケーションを、市販や配信、サービス提供、パートナー企業との共用などの目的で開発したり配布したりする場合には別途の契約が必要です。ただし、対象のお客様が公共機関、教育機関、医療機関、非営利団体に該当する場合には、一部のアプリケーション開発では別途の契約が不要となる場合もありますので、詳しい契約方法などは弊社営業部までお問い合わせください。
種類 | 説明 |
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開発アプリケーション | アプリケーション開発環境/プラットフォームやプログラミング支援ツールを指します。ソフトウェアフレームワークやラッパーライブラリなども含まれます。 |
サービス提供アプリケーション | インターネットや情報通信ネットワークを介してアプリケーションやデータを利用させるサービスを提供するためのアプリケーションを指します。SaaS、APIサービス、マイクロサービスなども含まれます。 |
機能拡張アプリケーション | 市販やサービス提供されているアプリケーションなどに機能を追加したり、機能拡張したりするアプリケーションを指します。プラグインやアドオンと呼ばれるアプリケーションなども含まれます。 |
サービス提供アプリケーションの場合、特別契約をご提案できるJavaScript製品は以下のとおりです。記載がない製品の特別契約は承ることができません。
- Wijmo
- SpreadJS
- InputManJS
- ActiveReportsJS
オプション契約
標準のライセンスがお客様のご利用形態に合わない場合、ご要望をお聞きしながら特別なライセンスをご提案することが可能です。法人や部署単位での導入に適したライセンスや、サブスクリプションの複数年契約など、ご要望の際は営業部までお問い合わせください。
導入例
- 法人・団体単位/プロジェクト単位/部署単位での導入
- 特別なサポートを希望するケース
- 技術トレーニングを希望するケース