社名変更のお知らせ  /  価格改定のお知らせ

このページでは、ライセンスの考え方や種類、注意事項などについて説明しています。製品によってライセンス体系が異なりますので、ご購入を検討されている方は必ずご一読ください。ライセンスの認証や登録の方法、ライセンス価格、保守サービスについてはこちらをご覧ください。

ライセンスの考え方

メシウス製品には、製品の機能を組み込んだアプリケーションの開発に必要な「開発ライセンス」と、開発を行って完成したアプリケーションを運用環境に配置する際に必要な「配布ライセンス」があります。また、サービス提供アプリケーションで利用するための特別契約や、プロジェクト単位でまとめた導入など標準の通常形態が困難な場合に適用できる契約なども用意しています。

概要

ライセンスの基本的な考え方は下図のイメージです。

ライセンスの基本的な考え方のイメージ図

用語説明

ライセンスに関する用語の説明です。

用語説明
製品メシウスが提供するコンポーネント製品
開発製品の機能を組み込んでアプリケーションを製作する一連の作業
配布開発を行って完成したアプリケーションを運用環境に配置する(運用環境の記憶領域に保存、インストール)
運用、運用環境アプリケーションを利用するために稼働させること。およびその実行環境。配布先になる環境。
デスクトップ、サーバー、クラウドなどアプリケーションの種類によって環境が異なる。

ライセンス一覧

メシウス製品のライセンスは、さまざまな形態・種類を用意しています。
以下は各製品に関連するライセンスの一覧ですが、より詳しい内容については、ご利用製品のリンク先をご覧ください。

.NET製品
種類カウント数InputMan・MultiRow・SPREAD※1InputMan・SPREAD※2ActiveReports for .NETComponentOne
開発開発者ごと※3※3※3※4
配布
(クライアント)
ランタイムフリー※5
配布
(サーバー、クラウド)
CPUコア数ごと
  1. 対象製品は以下です。
    • InputManPlus for Windows Forms・InputManPlus for WPF
    • MultiRowPlus for Windows Forms
    • SPREAD for Windows Forms・SPREAD for WPF
  2. 対象製品は以下です。
    • InputManPlus for ASP.NET
    • SPREAD for ASP.NET
  3. 開発ライセンスには初年度分(最大12か月)の「保守サービス」が付属しています。2年目以降も保守サービスをご利用いただく場合は、12か月ごとの契約更新が必要となります。詳しくは以下をご確認ください。
    保守サービスを見る
  4. 1年ごとに更新が必要な「サブスクリプション契約」で提供しています。初年度の契約期間はライセンスに無償で付属していますが、2年目以降の継続は有料での契約更新(リニューアル)手続きが必要です。詳しくは以下をご確認ください。
    ComponentOneのサブスクリプションを見る
  5. クライアントアプリケーションでもユーザーとの対話を伴わず一括処理するバッチ形態のアプリケーションの場合は、サーバーアプリケーションに分類され配布ライセンスが必要です。

ドキュメントAPI製品
種類カウント数DioDocs for ExcelDioDocs for PDF
開発開発者ごと※1※1
配布ランタイムフリー
ドメインごと※2
  1. 1年ごとに更新が必要な「サブスクリプション契約」で提供しています。初年度の契約期間はライセンスに無償で付属していますが、2年目以降の継続は有料での契約更新(リニューアル)手続きが必要です。詳しくは以下をご確認ください。
    DioDocsのサブスクリプションを見る
  2. DioDocs for PDFのPDFビューワを使用する場合、配布ライセンスが必要です。1年ごとに更新が必要な「サブスクリプション契約」で提供しています。

JavaScriptライブラリ製品
種類カウント数ActiveReportsJSInputManJSSpreadJSWijmo
開発開発者ごと※1※1※1※1
配布ランタイムフリー
ドメインごと※1※1※1
  1. 1年ごとに更新が必要な「サブスクリプション契約」で提供しています。初年度の契約期間はライセンスに無償で付属していますが、2年目以降の継続は有料での契約更新(リニューアル)手続きが必要です。詳しくは以下をご確認ください。

ライセンスの種類

開発ライセンス

製品の機能を組み込んだアプリケーションの開発、実行に必要なライセンスです。開発ライセンスは以下のような場合に必要となります。

アプリケーションの開発時

以下の開発作業を行う開発者ごとに必要です。開発作業にはコーディング、コンパイル、リンク、ビルド、デバッグなどの行為をすべて含みます。

  • 製品の機能を組み込んだアプリケーション、ライブラリ、サービス等の開発作業
  • 製品の機能を組み込んで開発したライブラリ等を利用した開発作業
  • 抽象化した方法で製品にアクセスする開発作業

アプリケーションの配布時

製品の機能を組み込んだアプリケーションを実行する際は、運用環境にアプリケーションを配布します。
アプリケーション本体とあわせて製品のランタイムファイルを配布する必要があり、ランタイムファイルを配布する権利は開発ライセンスで許諾されるため、開発ライセンスが必要です。

開発ライセンスの所有者以外がアプリケーションを運用環境に配布する(ランタイムファイルの配布権利を行使する)場合も、配布したアプリケーションを利用する企業・団体(アプリケーションの著作権が帰属する)の担当者が開発ライセンスを保有する必要があります。

また、配布する場合は開発ライセンスの他に別途配布ライセンスが必要です。製品や配布するアプリケーションの種類に応じて、「配布ライセンス」の購入や「特別契約」の締結が必要になります。

トライアル版

トライアル版は、製品の機能評価を目的として提供される開発ライセンスです。
製品版と機能的な相違はありませんが、使用期間に制限があり、実際の開発や、評価用に作成したアプリケーションの配布および販売に利用することはできません。
製品の評価の目的以外で使用する場合は、開発ライセンスの購入が必要になります。
トライアル版の免責事項や使用条件などについての詳細は、各製品の使用許諾契約書およびリリースノートをご覧ください。

配布ライセンス

開発ライセンスを使用して作成されたアプリケーションを運用環境に配布する際に必要なライセンスです。必要になる配布ライセンスの種類や数は、製品やその製品の実行環境によって異なります。

配布ライセンスの購入には開発ライセンスを保有している必要があります。
配布ライセンスは開発ライセンスに結び付ける必要があるため、配布ライセンスのみを購入、保有することはできません。
開発企業が複数になる場合や、受託開発の場合などのライセンス保有例について、詳しくはライセンス保有ガイドをご確認ください。

ライセンス保有ガイドを見る

コアサーバーライセンス

本製品の機能を組み込んで開発したサーバーサイドアプリケーションを運用環境へ配布できます。また、クライアントアプリケーションでもユーザーとの対話を伴わず一括処理するバッチ形態のアプリケーションの場合は、コアサーバーライセンスが必要です。
サーバー1台に対し、プロセッサーのコア数(2コア単位)に応じたライセンスが1つ必要です。
コアサーバーライセンスの設定がある製品は以下です。

  • ActiveReports for .NET
  • SPREAD for ASP.NET
  • InputManPlus for ASP.NET
  • Secure FTP for .NET
  • Secure iNetSuite for .NET
  • Secure Mail for .NET

コアサーバーライセンスの詳細については、以下のページを参照してください。

コアサーバーライセンス早わかりガイドを見る

ドメインライセンス

本製品の機能を組み込んで開発したアプリケーションを運用環境へ配布できます。また、アプリケーションを本番の運用環境以外に、ステージング環境などの恒久的な動作検証環境に配布する際は、テスト配布ライセンスが必要です。1つのプライマリドメインまたは1つのサブドメインに対してライセンスが1つ必要です。
ドメインライセンス、テスト配布ライセンスの設定がある製品は以下です。

  • ActiveReportsJS
  • InputManJS
  • SpreadJS
  • DioDocs for PDF(PDFビューワ)

ドメインライセンスの詳細については、以下のページを参照してください。

ドメインライセンス早わかりガイドを見る

ランタイムフリー

ランタイムフリーの場合は、開発ライセンスで許諾されるランタイムを配布する権利のみで、配布を行うことが可能です。製品によって、条件が整えばランタイムフリーで配布を行うことができます。
以下の製品を組み込んで開発したアプリケーションはランタイムフリーで配布可能です。

  • サービス提供アプリケーションなど特定用途に該当する場合は、ランタイムフリーは適用されません。別途契約が必要です。詳しくは「特別契約」項目をご覧ください。
  • ComponentOne
  • DioDocs for Excel
  • DioDocs for PDF
  • InputManPlus for Windows Forms
  • InputManPlus for WPF
  • MultiRowPlus for Windows Forms
  • SPREAD for Windows Forms
  • SPREAD for WPF
  • Wijmo

以下の製品を組み込んで開発したクライアントサイドアプリケーションはランタイムフリーで配布可能です。

  • ユーザーとの対話を伴わず一括処理するバッチ形態のアプリケーションの場合は、ランタイムフリーは適用されません。サーバーアプリケーションに分類されコアサーバーライセンスが必要です。
  • ActiveReports for .NET
  • Secure FTP for .NET
  • Secure iNetSuite for .NET
  • Secure Mail for .NET

特別契約

アプリケーションを、市販や配信、サービス提供などの目的で開発したり配布したりする場合には、配布ライセンスの代わりに別途の契約が必要です。

  • サービス提供アプリケーション契約
  • 開発、機能拡張アプリケーション契約

サービス提供アプリケーション契約

サービス提供アプリケーションを、開発、配布する場合に必要な契約です。ただし、対象のお客様が公共機関、教育機関、医療機関、非営利団体に該当する場合には、一部のアプリケーション開発では契約が不要となる場合もあります。

種類説明
サービス提供アプリケーション

インターネットや情報通信ネットワークを介してアプリケーションやデータを利用させるサービスを提供するためのアプリケーションです。

SaaS、クラウドサービス、ユーザーサービスサイト、APIサービス、マイクロサービスなどが含まれます。

アプリケーションをサービス提供主から対外的なユーザーが有償・無償問わず利用するケースでも該当します。判断が難しい場合には営業部窓口までお問合せください。

  • 下記にサービス提供アプリケーションに該当しないケースをご紹介しています。

サービス提供アプリケーション契約に関して相談する

サービス提供アプリケーションに該当しないケース

次のケースはサービス提供アプリケーションには該当しません。各製品の使用許諾契約に沿って通常のライセンスをご購入ください。

1. 自社システムの内製

例:ライセンス保有ガイドの以下ケース

ケース1:自社システムの開発など、開発と運用が同一の場合

A社で開発し、ユーザー(この場合はA社)の運用環境に配布する。

サービス提供アプリケーションに該当しないケース:自社システムの内製

2. 受託開発

例:ライセンス保有ガイドの以下ケース

ケース3:開発元がユーザーに納品

A社で開発しユーザーに納品する。ユーザーの著作物として運用環境に配布する。

サービス提供アプリケーションに該当しないケース:受託開発

3. 売り切り販売のパッケージアプリケーション開発

例:パッケージベンダーが売り切り型(売買取引契約)でユーザーへ販売。
パッケージベンダーとユーザーとでアプリケーション利用に対する継続的な契約が発生しない。

サービス提供アプリケーションに該当しないケース:自社システムの内製

開発、機能拡張アプリケーション契約

以下に示したアプリケーションを、市販や配信、サービス提供、パートナー企業との共用などの目的で開発したり配布したりする場合には別途の契約が必要です。ただし、対象のお客様が公共機関、教育機関、医療機関、非営利団体に該当する場合には、一部のアプリケーション開発では別途の契約が不要となる場合もありますので、詳しい契約方法などは弊社営業部までお問合せください。

種類説明
開発アプリケーションアプリケーション開発環境/プラットフォームやプログラミング支援ツールを指します。ソフトウェアフレームワークやラッパーライブラリなども含まれます。
機能拡張アプリケーション市販やサービス提供されているアプリケーションなどに機能を追加したり、機能拡張したりするアプリケーションを指します。プラグインやアドオンと呼ばれるアプリケーションなども含まれます。

開発、機能拡張アプリケーション契約に関して相談する

オプション契約、コーポレート/プロジェクトライセンス

標準のライセンスがお客様のご利用形態に合わない場合、ご要望をお聞きしながらオプション契約をご提案できます。ご要望の際は営業部までお問い合わせください。

法人や部署単位で開発ライセンスをまとめて保有する場合、コーポレートライセンスやプロジェクトライセンス、複数年契約などのご提案が可能です。

導入例
  • 複数のパートナー企業との共同開発で開発ライセンスをまとめた契約
  • 法人・団体単位/プロジェクト単位/部署単位での導入
  • 複数製品の開発ライセンスをまとめた契約
  • 開発ライセンスを大量に導入
  • サブスクリプション、保守の複数年契約
  • ライセンスの使用権」の範囲での使用が難しい場合の調整

ライセンスの使用権

  • ライセンスを第三者へ転売、貸借、貸与および譲渡することは、使用許諾契約書の禁止事項に該当します。これらの行為はライセンス違反となります。
    • ライセンスを弊社の事前の承諾なしで第三者へ譲渡することはライセンス違反となりますが、使用許諾契約書および各種利用規約に同意いただいていることを条件に、ライセンスの譲渡を認める場合があります。
      ソフトウェアライセンスの譲渡を見る
  • ソフトウェアの開発を他社へ委託する場合は、実際に開発を行う委託先に開発ライセンスが必要です。委託元が保持している開発ライセンスを委託先へ貸し出したり、委託先で使用した開発ライセンスを委託元へ納品したりすることはできません。
  • 開発者が出向先や派遣先で開発を行う場合、出向先や派遣先に開発ライセンスが必要です。
  • ライセンスは、代理購入や支払代行でご購入いただくことも可能です。たとえば、海外で開発する場合には、日本国内の代行業者をとおして未使用製品を入手したり、適正な手続きにより諸外国へ輸出入したりできます。この場合、使用許諾契約書で禁止しているライセンスの譲渡にはあたりません。

ライセンス保有ガイド

製品のライセンス保有について説明したページをご用意しています。アプリケーションの開発と配布にあたり、自社利用の場合はもちろん、請負契約や派遣契約などが関係する場合の、体制に応じて必要となる製品のライセンスを用意するためのガイドとしてご利用ください。

ライセンス保有ガイドを見る