概要

デザインから実装までJavaチャートをグラフィカルに開発

WebCharts3Dは、高機能デザイナで美しいチャートを短期間で開発できるJavaチャートコンポーネントです。

Eclipse上で利用することもできるGUIデザイナがチャートの外観デザインからデータソース設定、テスト実行時のプレビュー、ソースコードの自動生成にいたるまでバックアップ。グラフィカルなチャートをノンコーディングでJavaシステムに実装できます。多彩なチャート種と豊かな表現力、実行形態に合わせた7種のソースコード生成機能により、さまざまな環境でのチャートシステム開発が可能です。基幹システムに蓄積されたビジネスデータを迅速に視覚化し的確な意思決定を支援します。

WebCharts3Dでできること

訴求力の高い美しいチャートを生成したい

WebCharts3Dは数多くの種類のグラフやチャートに対応しています。棒、円、折れ線といった基本グラフや株価チャートなどの専門グラフに加え、アナログメーターのような外観のゲージや、地図のように塗りわけができるマップなど、リッチなユーザーインタフェースのチャートを開発することができます。さらに、これらのチャートを美しく表現するためのスタイルも豊富です。3D描画による立体的な形状表現、グラデーションなどの色彩表現、アニメーションやポップアップラベル、クリッカブルマップといったアクション表現を提供。Javaシステムに訴求力の高いチャート出力機能を付与できます。

特殊なグラフの生成に対応したい

WebCharts3Dは学術分野や統計分析、工程管理分野などで利用される特殊なグラフの生成にも対応しています。統計用チャートでは、度数分布を表すヒストグラムやデータ系列の相関を解析して近似線を追加する回帰グラフなどを提供。工程管理や業務フロー向けにはタスク別にスケジュールを表示できるガントチャートや、情報の階層表示に適したツリーなどを用意しています。そのほかにもデータ量を色分けされた面積で表すカラーマップや温度変化を色で表現するヒートマップなどあらゆる分野のデータを視覚化するためのチャートを提供します。

簡単な操作で素早くチャートをデザインしたい

WebCharts3Dでは、自由なカスタマイズが可能なチャートテンプレートを140種類以上用意しています。テンプレートはデザイナで読み込み、軸や凡例、タイトル、グラフエリアといった各種要素を編集することで柔軟にカスタマイズできます。また、デザイナにはプレビュー用の簡易Webサーバーが付属。アプリケーション本体を実行してチャートを生成しなくてもデザイン結果をブラウザで確認できるため、微調整にかかる時間を大幅に短縮しイメージどおりのチャートを短期間で設計できます。

チャートアプリケーションの開発工数を削減したい

WebCharts3DのGUIデザイナはチャートシステム開発に必要な機能をすべてカバーしています。各種グラフ要素のプロパティ設定やプレビューを行うデザイン機能はもちろんのこと、実行結果をブラウザに表示する簡易Webサーバー、JSP、JSF、Swingなど7種のJavaコードの生成機能、データソースの設定などを備えています。デザインから実装までチャートアプリケーション開発のプロセス全体を強力にバックアップし、開発工数の短縮に貢献します。

運用環境と同じデータを利用したチャート設計したい

WebCharts3Dは外部データを利用してチャートを設計することもできます。XML形式やCSV形式ファイルのインポートに対応するほか、JDBC 経由でデータベースクエリのデータセットを直接読み込むことも可能です。デザイン段階から運用時と同じデータを利用することで設計からテストまでをシームレスに行えます。

チャートのデザインを再利用したい

WebCharts3Dで作成したチャートのデザインは外部ファイルとして保存、再利用が可能です。デザイナで各グラフ要素に設定した色や書式といったスタイル情報は、XML形式の定義ファイルとして出力できます。保存した定義ファイルはアプリケーション実行時に呼び出して、動的にチャートの外観を変更させたり、アプリケーション内のチャートをすべて同じ外観に統一したりするなどさまざまなシーンで活躍します。たとえば、同じデータソースから折れ線グラフと棒グラフを設計し、それぞれを定義ファイルとして保存。アプリケーション実行時に定義ファイルを切り替えることで動的にチャート種を変更するといった使い方ができます。

新機能

「ファンネルチャート」「スプレッドチャート」の2種類のチャートを追加

データの構成比率をファンネル(漏斗)形で表現するファンネルチャートを追加しました。また、性別および年齢別の人口を示す人口ピラミッドを代表例とする、中央に配置される共通のX軸と上下または左右に広がるY軸使用して階層別のデータ構成を表現するスプレッドチャートを追加しました。

最新プラットフォームへの対応

Windows 8.1、新バージョンのアプリケーションサーバーなど、最新プラットフォームへの対応を図りました。

仕様

チャート設計WYSIWYGスタイルのデザイナによる設計
スタイル定義ファイルXML形式
チャート種棒グラフ、折れ線グラフ、四角錐グラフ、エリアグラフ、曲線グラフ、円錐グラフ、円柱グラフ、段差グラフ、四角錐カットグラフ、円錐カットグラフ、散布図、プリズムグラフ、横棒グラフ、フロート棒グラフ、フロートエリアグラフ、フロート横棒グラフ、HiLoCloseチャート、 HiLoOpenCloseチャート、ローソク足、箱ひげ図、バブルチャート、階段グラフ、円グラフ、レーダーチャート、ゲージ、エリアレーダーチャート、ヒストグラム、タイムラインチャート、プロファイルチャート、回帰グラフ、ガントチャート、マップ、テーブル、カラーマップ、ヒートマップ、レベルチャート、ダイヤルチャート(非推奨)、ツリー、スライド、ウィンドローズチャート、3D面チャート、ファンネルチャート、スプレッドチャート
カテゴリ形式/スケール形式/対数形式/日付・時刻形式、ラベルの書式設定、グリッド線の表示、軸タイトルの表示、軸の反転、複数軸の表示、グループラベルの設定、制限領域の表示
データ要素デフォルト/積層/百分率/クラスター配置、マーカー形状の設定(円、四角、三角など規定8種類と任意の画像)、テクスチャパターンの設定(11種類)、ポップアップラベルの設定、クリッカブルマップの設定、エラーバー(誤差範囲)の設定
チャート描画2D/3D、複数チャート、アニメーション、フリーラベル
データソースXML形式、CSV形式、JDBC接続
出力形式PNG、JPEG、BMP、SWF、SVG、PDF、TIFF、WBMP、VML、CANVAS
出力コード形式JSP直接出力、JSP間接出力、JSPカスタムタグ、JSF、アプレット、Swing、SWT
地図データ形式独自形式(マップエディタにより、ESRIシェープ形式、JPEG・PNG・GIF形式の画像をインポート可能)

必要システム

コンポーネントの種類

Java SE、およびJava EEアプリケーション用コンポーネント

動作環境(サーバー)

OS

Windows 7/8/8.1/10 ※1/Server 2008 R2/Server 2012/Server 2012 R2/Server 2016 ※1(x86/x64)
Solaris 10/11(UltraSPARC)
AIX 6.1/7.1/7.2(POWER)
Red Hat Enterprise Linux 5.x/6.x/7.x(x86/x64)
SUSE Linux Enterprise 10/11(x86/x64)

Java環境

32bit VM

JDK 6.0/7.0/8.0

64bit VM

JDK 6.0/7.0/8.0

アプリケーションサーバー

Apache Tomcat 7.x/8.x
IBM WebSphere Application Server 7.0/8.0/8.5/9.0
Oracle WebLogic Server 11g R1(10.3.x)/12c
日立 uCosminexus Application Server V9/V9.5
富士通 Interstage Application Server V10/V11

統合開発環境(IDE)

IDE

Eclipse 3.7/4.2/4.3

※1 EdgeでのJavaアプレットの動作はサポート対象外となります。また、アンインストールはUninstall.exeを直接実行ください。

ライセンス体系

利用範囲ライセンス種別ライセンスの数え方ライセンス
価格
開発テスト開発ライセンス本製品の機能を組み込んだアプリケーションを開発できます。コンピュータ1台に対して1ライセンス必要です。価格表
テスト運用サーバー運用ライセンス本製品の機能を組み込んで開発したサーバーサイドアプリケーションを運用できます。サーバー1台に対し、プロセッサーの種別とコア数に応じたライセンスが1つ必要です。
テスト運用待機系サーバー運用ライセンス運用時に利用する「サーバー運用ライセンス」のスタンバイ用で、冗長システムで利用できます。サーバー1台に対し、プロセッサーの種別とコア数に応じたライセンスが1つ必要です。
テスト運用クライアント配布ライセンス本製品の機能を組み込んで開発したクライアントサイドアプリケーションを配布できます。配布するコンピュータ1台に対して1ライセンス必要です。

よくある質問

Q1. EclipseなどのJava統合開発環境(Java IDE)で開発できますか。

デザイナの機能をEclipseに統合するプラグインが提供されており、Eclipse上でチャートの開発ができます。

Q2. どのような形式のアプリケーションで利用できますか。

Javaのアプリケーションであれば、サーバーサイド、クライアントサイドのどちらでも利用できます。
WebCharts3Dのデザイナには、JSP、JSF、Applet、Swing、SWTなど7種類のコードを自動生成する機能が用意されています。また、JSP用のコードを使ってServletからチャートを出力することも可能です。

Q3. 使用できるフォントを教えてください。

一般的なJavaアプリケーション同様に、オペレーティングシステムに登録されたフォントを使用することができます。

Q4. チャートをどのような形式で出力できますか。

PNG、JPEG、BMP、SWF(Adobe® Flash®)、SVG、PDF、TIFF、WBMP、VML、CANVASの10種類のファイル形式で出力できます。

更新履歴

2016.12.14 動作環境(OS/アプリケーションサーバー)を追加

OSとしてWindows Server 2016とAIX 7.2、アプリケーションサーバーとしてIBM WebSphere Application Server 9.0に対応しました。